2012年7月22日日曜日

貧乏性

先日、打ち合わせと打ち合わせの間に、
時間がぽっかり空いてしまいました。

うろうろしてつぶすにも、長すぎる時間。
カフェに入って本を読もうかと思ったのですが
朝からコーヒーを何杯も飲んで、水っ腹ぎみ……。

そうだ! こんなときこそ。
ずっとやってみたかった、あれに挑戦しよう!
というわけで、ネイルサロンを初体験することに。

予約が必要ということも知らず、 飛び込みで行ってみました。
一軒目はダメでしたが、二軒目はなんと
キャンセルが出たばかりとのことで、OK。

担当してくれる方は、20歳そこそこに見える若い女の子。
「どのくらい時間がかかるんですか?」と聞くと
「1時間半くらい」とのこと。
え~っつ!
そんなに時間がかかるものなのね。
その間、ずっとアナタと向かい合ってるのね、私……。

もちろん、本を読むこともできないし
テレビもないし。
何か、この女の子と楽しい会話をしなくっちゃ!

いろいろ質問したり、自分のことを話したり……
でもやっぱり、「この時間で、何ができただろう?」などと
考えてしまいます。
汚れている窓の掃除もできたはず。
パソコンがあれば、原稿も書けたはず。
夕飯の準備も、余裕でできたはず。

あ~、そんなこと考えてたら楽しめない!
楽しむのよ! この優雅な時間を!
そう思えば思うほど、雑念が浮かんできてしまいます。

そして仕上がったネイル。たしかにキレイ。
女子力が上がった気がして、気分もいい。
でも今度は、「いかにこのネイルを、長持ちさせるか」で
頭がいっぱいに……。
家事をやるにも、仕事をするにも、
爪のことが気になってしょうがないのです。

貧乏性は、ネイルを楽しむことができないと
知った日でした。

「どんなデザインに?」と言われて
「若すぎない感じに」と
わけのわからない注文……。
でも、いい感じでしょ?

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