2012年6月27日水曜日

元から断たないと!

先日、すごく忙しい日が続いて、 肩コリに悩んでいました。
とくに、体の右側のコリがひどい。
そして、外反母趾も右側の方がひどくなってる。
体が歪んでいる感じ。

なんとか時間を見つけて、整体に行ってみました。
マッサージを受けても、なかなか感じないほど
右側のコリはひどいものでした。
「これはひどいね!」「今年に入って診た患者さんでナンバーワン」
などといわれながら、
タップリほぐしてもらいました。
おまけに、「右足が、左足より2センチも短くなってた」のだそうです。

「しばらく通った方がいいですよ」といわれ、
いったんは「そうしようかな…」と思ったのですが、
後で「なんだか違う!」という気がしてきた。

体が歪んでいるのには、何か原因があるはず。
生活習慣とか、姿勢とか……。
その原因を取り除かない限り、
私は永遠に整体に通い続けることになるんじゃない?

体の不調の原因は、元から断たないと!

そんなとき、近所で見つけたのが、
「外反母趾治療トレーニング」の看板。
トレーニングって何?
なぜかわからないけど、ここに行かなくちゃ!
そんな気がして、早速予約を入れてみたのでした。

中国人らしい先生に診ていただき、
その時点でもう 「ここに来てよかった!」という確信が、私にはありました。
この安心感は何なんだろう…? 
先生の醸し出す暖かさ、雰囲気?
「大丈夫、外反母趾もこれ以上ひどくならないようにするし、
体調もよくなるよ」と言ってもらい、
涙が出そうでした。

そして、助手の年配の女性に歩き方、立ち方を見てもらい
私は、ちゃんと大地を踏みしめていない、
足の指が浮いたような歩き方をしていることがわかりました。
その結果、外反母趾がひどくなるだけでなく
肩こり、体のだるさ、歪みなどにもつながるのだそうです。

その後、30分くらいかけて、立っているときの姿勢や力の入れ方、
足指体操などのトレーニングをしてもらいました。
心から信用できる内容で、
「もっと早く来るべきだった!」という気持ちに……。

その後、ふだんの歩き方・立ち方を心がけているだけでも
なんだか体が違う気がします。

このまま続けてみて、またこのブログで
ご報告したいと思います…。


スー・グラフトンのアルファベットシリーズ第19弾、「沈黙のS」。
ハヤカワでは、翻訳本を出す予定はないそうなので
仕方なく、原書で読み始めました…。
時間はかかるけど、やっぱり面白い! 寝不足気味です。

2012年6月18日月曜日

年の功

私が大学生のころ、「オレたちひょうきん族」という番組で
松尾伴内さんがやっていたコントがありました。

松尾さん演じる若い女性が
当時流行の、黒づくめの格好をして
オシャレなブランドのお店に入っていくのですが、
店員さん(当時は、「ハウスマヌカン」と呼んでいた)に
全く相手にされません。

洋服を手にとって、
「これ、いいわね~」
「着てみようかしら~」と
聞えよがしに言ってみたりするのですが、
やっぱり、無視される。

店員さんは、美人でオシャレなお客さんの
相手ばかりしていて、
ブスで、あかぬけない松尾さんのそばには
寄ってこないのです。

松尾さんは必死に店員さんの気を引こうとして
大騒ぎをするのでした。

姉と一緒にこれを見て、大笑いしながらも
「この気持ち、わかる~!!」と 言っていたのを
思い出します。

若い頃の私は、
「コムデギャルソン」みたいなオシャレなお店に入るときは
緊張して、ちっとも楽しめませんでした。

ダサいうえに、オドオドしている私には
当然店員さんも寄ってこなくて……。
緊張のあまり、全く似合いもしない高い服を 買ってしまい、
後悔したことが何度あることか。

この年になって、ようやく リラックスして
買い物ができるようになりました。
あかぬけたというより、これが「年の功」というものでしょう。

今は、店員さんとお話しするのが楽しくて。
「そういうのが流行ってるの?」
「こんなの買ったんだけど(と、よその店の紙袋の中身を見せ)
どんなのに合わせればいいかな?」
などなど、何でも聞いちゃいます。

買い物って絶対に、図々しいほうが、楽しめますね。
これからは、若い人にいろいろ教えてもらわなくちゃ!

ほかのお店でもらったアドバイスをもとに
ジー・ユーでベルトを買いました

2012年6月5日火曜日

大人のマナー

雑誌の撮影で、毎月、ある方のお宅にうかがっています。
そこには、3歳と6歳のワンパクな男の子がいるのですが、
初めて会ったときのことです。

私が、上の男の子に「おばさんはねぇ……」と 話しかけたところ、
「おねえさんでしょ」

きゃ~~~!

「そ、そうだよね!」とうろたえつつ
内心は嬉しさ爆発。

でも、長年子どもたちに対して
自分のことを「おばさん」と呼んできた習慣は
なかなか抜けません。

先日も、「おば……じゃなくておねえさんはさぁ」 と
言い替えているのを、子どもたちのパパに聞かれて
「ぷっ」と笑われました。

そういえば、ずっと前に
仕事で付き合いのある方たちを集めて
女子だけの飲み会をしたときのこと。

「みんな、ところで年はいくつなの?」という話題になり、
いちいち年齢を聞いては
「え~若~い!」「見えな~い!」と盛り上がりました。

帰り道、そのうちの一人(昔からの友人)と
ふたりだけに なったのですが、
なんとなく彼女の表情が、冴えません。

「どうしたの?」と聞いてみると
「私だけ、『え~』って驚かれなかった」
というのです。

たぶん、みんな盛り上がりすぎて
誰に何を言ったかも覚えていないだけで
とくに意味はなかったと思います。
でもそのとき、私が心の中で思ったのは、
「あれって、おせじでしょ?」ということです。

年齢を言って、「え~!」って驚くのは
いまや大人のマナーのひとつ。
合い言葉みたいなものでしょう。

真に受けちゃ、ダメ!

そういう意味では、「おねえさんでしょ」と言った
彼は、マナーをよく知っている子なのかも?


代官山IVY PLACEで
高校時代の女友達とランチ&デザート。
食べ過ぎて、お腹が苦しくなりました…。