ようやく観に行きました。
始まってすぐに、気づきました。
「これ英語かぁ!」
ちょっと考えれば、当然のことなのです。
キャストは全員英語圏の人たちだし。
ヒュー・ジャックマンがフランス語を猛練習、なんて
聞いてなかったし。
「アマデウス」だって「SAYURI」だって英語だったし。
でも、私の心の準備ができていなかった…。
フランスが舞台だけど、英語。
どうしても違和感が……これって私だけ?
言語と場所は、切り離せないもの。
言語こそ文化だと思っています。
母国語をあれほど誇りにしているフランス人の人たちは、
この映画をどう思っているのでしょう?
私たちに置き変えてみると、 明治維新の話を、
中国語で映画化されたような感じ…?
そのとき思い出したのが
20年以上前に帝国劇場で観た「レ・ミゼラブル」。
ジャン・バルジャン役の鹿賀丈史さん、素晴らしかった~。
あのときと同じ気持ちで、観ればよいのね。
これは、イギリスで大人気のミュージカルの、映画版。
こんなふうに、自分が昔見た「レ・ミゼラブル」の
感動を思い出しながら、
この世界に浸っている人も
たくさんいるのかもしれませんね。
映画の俳優さんたちの歌と演技、素晴らしかったです。
何度も涙しました。
でも、私にとってやっぱり
「On My Own」は
島田歌穂さんの歌が最高です!
映画のあとは、パンフレットをじっくり読んで 余韻に浸るのが楽しみです。 |