2013年5月7日火曜日

オタクって何歳から?

洋服のことなんか、全然興味がなかったうちの息子。
「Tシャツ、どんなのがいい?」と聞いても
「何でもいいから。穴が開いてればいい」とまで言っていたのに。

先日、旅行に出かけようとしたときのこと。
突然こんなことを言い出しました。
「ねぇ、オレの格好ってオタクみたいじゃない?」

チェックのシャツにリュック、というのが
オタクの定番だと
どこかで聞きかじったようなのです。

「『あまちゃん』に出てくる鉄道オタクの人たちも
こんな感じだったじゃん」
「え~、そんなことないよ!
チェックのシャツっていっても、いろいろあるんだからさ。
それは、GAPで買ってきたカッコイイやつだし……」 と、
しどろもどろの私。

「第一、あんたはまだ子どもじゃない!?」 と言ったら、
「オタクって何歳から?」と聞き返されてしまった。
う~ん。

ところで、
子どもでも、ちゃんとした「オタク」の才能がある子って、
いるものです。
可愛いオタク。

近所に住んでいるDくんは、
ちょっと変わった男の子。
小さいときから、子どもらしいモノよりも
スターウォーズとか、インディ―ジョーンズが大好き。

うちでご飯を食べていたとき、
自分の観た映画の話をしているうちに、夢中になりすぎて
「それでね、こんなふうにね!」と
おかずの載ったお皿を逆さにひっくり返してしまったときには
本当に驚きました。

こんなこともありました。
小学生低学年のときに、児童館でイベントがあって
みんなで帰ろうとしたときのこと。
あるお母さんが「あ、忘れ物しちゃった」と言って
だれもいない体育館に引き返しました。

彼女を待っているときに、Dくんが言ったセリフはこれ。
「こういう場合、名探偵コナンだと誰か死んでるんですよね」

人のいなくなった体育館にひとりで引き返したところ、
死体を発見してしまう。
確かに、コナンの話にありそうな展開…。

ナイスです。
私、すっかりDくんのファンになりました。
このままスクスクと、
個性的なオタクとして成長して欲しいものです。

あまりに息子の机が汚いので
ぜ~んぶ床の上にぶちまけてみました。
 

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