2013年5月28日火曜日

過信

スケジュール帳を開いて、
2、3週間先の予定を何気なく見ていたら
また!
見つけてしまいました。

○の中に「パ」と書いてあります。
それも、3カ所に。
私の知らないうちに、 宇宙人がやってきて、
書いたに違いありません。

ウソです。
たぶん私が書いたのです。
っていうか、私以外書く人はいない。

でも、「○パ」がどういう意味なのか
どんなに脳みそを振り絞っても
全く思い出せません。

この3日間に、一体何があるというのでしょう。

これを書いたときの私に 言ってやりたい。
「自分の記憶力を、過信するな」と。

でも、私にはわかっています。
こうして自分を戒めたことすら
また、すっかり忘れてしまうのだということを。
老化って、恐ろしい……。

近所で開催された、東京蚤の市に行ってみました。
これが戦利品です。
ネックレスは、アメリカのアンティークものだそうです。

2013年5月23日木曜日

25年目の交代

25年ぶりに、名刺入れを買い換えました。

長い間使い続けた名刺入れは
カルティエの「マスト」というシリーズのもの。

大学を卒業して、初めて就職した小さな会社で
常務だった女性が、
入社祝いにと
新入社員全員にプレゼントしてくれたものです。

就職したての自分には、
全然似合っていなかったと思います。
それでも、使い続けているうちに
少しずつ馴染んできて、
いつの間にか、私の「お守り」のようなものになっていました。

でも、25年たつと さすがにボロボロです。
よし、買い換えよう!
「今の私にぴったりの名刺入れって、どんなのだろう?」

まずは、カルティエのお店に行ってみました。
この名刺入れで、今まで運よくいい仕事ができていたんだから
同じものを買い換えるのもいいかなぁ と思ったのです。
でも…… なんだか違う気がする。

一つ目は、プレゼントされたものだったけれど
今度は自分で、自分らしいものを選びたい。

グッチや、エルメスなども見てみましたが
背伸びし過ぎているようで、なんだかピンと来ない。

散々歩きまわったあげくに、目に留まったのは……
花柄の名刺入れです。

「肩に力入りすぎ!」と
私に話しかけているような気がしました。

ポールスミスのもので、
真夏に咲く花をモチーフにした
「ヘイジーパンジー」というシリーズだそうです。
初めての人に会う仕事が、楽しくなりそう。
これから、私のお守りになってくれますように。

「25年間お疲れさま!」

2013年5月15日水曜日

疲れやすい年頃

最近仕事で、
40歳前後の主婦の方にお会いする機会が
よくあります。

必ずと言っていいほど出てくるのが
「最近、疲れるんです……」という言葉。

「夜になると、もうグッタリ。
立ち上がりたくない、 何もしたくない、
って感じになってしまう」

そういえば、私も40歳前後の時期は
そんな感じだったかも。

電車の中や、街中で
元気なお年寄りの女性たちを見かけるたびに
「私も、あれくらいの歳になって
あんなに元気に出歩いたりできるだろうか?
きっと、できない」と思っていました。

でもいつの間にか、気づいたら
あまり疲れなくなりました。
夕飯の片付けが終わった後も
またパソコンに向かって、
仕事したくなります。

どうして疲れなくなったのだろう?
考えてみても、とくに理由は見つかりません。
ただ、その時期を「乗り切った」という感じです。

でもこれで終わりということではなく
これから、何度もそんな「疲れやすい」時期が
やってくるのかもしれません。

そんなときは、焦らず無理をせず
「そういう時期なんだ」と思って
のんびり、過ごせるといいな。

疲れにくくなった理由の
ひとつではないか?と思っているのが
「足指体操」。

足指を、グー、チョキ、パーの形に動かす運動を
毎日お風呂の中で、30回やってます。
最初はうまく動かなかったのですが
今ではすごく大きく動かせるようになりました。

外反母趾の治療のために 始めた運動ですが、
やっぱり足指って、全身に関係あるんだな~。


自由が丘「ベイクショップ」のパンケーキ。
もう、見た目だけでおいしい!
もちろん、食べてもおいしい。
 

2013年5月7日火曜日

オタクって何歳から?

洋服のことなんか、全然興味がなかったうちの息子。
「Tシャツ、どんなのがいい?」と聞いても
「何でもいいから。穴が開いてればいい」とまで言っていたのに。

先日、旅行に出かけようとしたときのこと。
突然こんなことを言い出しました。
「ねぇ、オレの格好ってオタクみたいじゃない?」

チェックのシャツにリュック、というのが
オタクの定番だと
どこかで聞きかじったようなのです。

「『あまちゃん』に出てくる鉄道オタクの人たちも
こんな感じだったじゃん」
「え~、そんなことないよ!
チェックのシャツっていっても、いろいろあるんだからさ。
それは、GAPで買ってきたカッコイイやつだし……」 と、
しどろもどろの私。

「第一、あんたはまだ子どもじゃない!?」 と言ったら、
「オタクって何歳から?」と聞き返されてしまった。
う~ん。

ところで、
子どもでも、ちゃんとした「オタク」の才能がある子って、
いるものです。
可愛いオタク。

近所に住んでいるDくんは、
ちょっと変わった男の子。
小さいときから、子どもらしいモノよりも
スターウォーズとか、インディ―ジョーンズが大好き。

うちでご飯を食べていたとき、
自分の観た映画の話をしているうちに、夢中になりすぎて
「それでね、こんなふうにね!」と
おかずの載ったお皿を逆さにひっくり返してしまったときには
本当に驚きました。

こんなこともありました。
小学生低学年のときに、児童館でイベントがあって
みんなで帰ろうとしたときのこと。
あるお母さんが「あ、忘れ物しちゃった」と言って
だれもいない体育館に引き返しました。

彼女を待っているときに、Dくんが言ったセリフはこれ。
「こういう場合、名探偵コナンだと誰か死んでるんですよね」

人のいなくなった体育館にひとりで引き返したところ、
死体を発見してしまう。
確かに、コナンの話にありそうな展開…。

ナイスです。
私、すっかりDくんのファンになりました。
このままスクスクと、
個性的なオタクとして成長して欲しいものです。

あまりに息子の机が汚いので
ぜ~んぶ床の上にぶちまけてみました。