2013年7月29日月曜日

50歳になる前に

「あ~、早く明日にならないかな~」
また言ってる。
息子は、楽しいことがある前日になると
決まってこう言います。

近所でお祭りがある前の日は、こう言ってました。
「今すぐ、明日の夕方になればいいのに!」

もったいないことを言うな。
こっちは、 「時間が経つのが早すぎる!」と
毎日思っているというのに……。

実は先日私、48歳になりました。
もう、ほぼ50歳です。
まさか自分が、50歳になるなんて……(まだだけど)。

若いときは、40歳を過ぎたら
自然に樋口可南子さんみたいになるんだろうなと
勝手に思っていたけれど、
実際には違ってました。

「大人っぽくなる」と「老ける」って
全然別のことだったんですね。

こうなったら、大人っぽくなるのはあきらめた。
楽しいオバサンを目指したいです。

そんな私が今、「いいなぁ」と思っているのは
野沢直子さんです。

毎日ブログを読んでいるのですが、
本当に大人げない。

ママ友達と、ヒップホップグループを結成して
練習し、発表会などにも出ているのですが
客観的に見ると、
「ばばあのどじょうすくい」なんだそうです。

想像できるわ~。

私も、姉の家に遊びに行ったとき
パフュームの踊りをやってみたくって、
一生懸命練習したことがあります。
見ていた姉は、「なんか、違う」とひと言。

ヒップホップを習っている姪に
「ちょっと踊ってみて」とお願いしたら
キレが違う。
っていうか私は、振りそのものもたぶん間違ってる。

きっと若い人は、
そういう「完成度の低い踊り」を
人前で発表したりしないでしょう。

でも、ばばあならOK。
「苦笑」で許される。
むしろ「可愛い」とか言われちゃうかも。
私もそのうち、何か発表したいです。

アラフィフの皆様、何か一緒にやりませんか?

ちなみに今、息子が楽しみにしているのは
9月の修学旅行です。
「あ~今すぐ、修学旅行の朝になればいいのに!」
なんてことを!

震災後、3回目の石巻です。
駅前のポストにも、石ノ森先生の
キャラクターを発見。可愛いです。

2013年7月7日日曜日

ふたつの出会い

先日、嬉しい出会いがふたつありました。
ひとつめは、これ。


Frank&Eileenの白シャツです。

雑誌で見て、いいなぁ、着てみたいなぁと
ずっと思っていました。

ときどき、お店で見かけたのですが
サイズが合わなかったり、
デザインがちょっと変わっていたり、
柄がついていたり。

私の体にぴったりの、真っ白いシンプルなシャツには
なかなか出会えませんでした。

でも、やっと見つけたのです。
シンプルな白で、XSサイズ。

XSで入るかな…?
私、水泳をやっていたから胸板が厚くて
肩がガッチリしているんです。

店員さんに、そんなふうに打ち明けると
「大丈夫。アメリカのXSですから。 とにかく、着てみてください」

試着してみたら、あら~ぴったり。
なんだかやせて見える。

「そうなんですよ!」という店員さん。

そして、こんなことを話してくれました。
「実は私、胸がないのがコンプレックスなんですけど…、
このシャツは、胸がある人にもない人にも
似合ってしまう、すごいシャツなんです。
私も、入ってきてすぐ購入したんですよ」

それからは、初めてと思えないほど話が弾んで
本当に楽しいひとときを過ごしました。

そうです。もうひとつの嬉しい出会いは
この店員さんとの出会い!

「どんなにスタイルよく見える方でも
必ず何かしら、コンプレックスを持っていらっしゃるんですよ。
それをカバーできる、素敵なお洋服を
一緒に探してあげられたときが、
いちばん嬉しい瞬間ですね」

これを聞いたとき、「そうそう、私も同じ!」と
思わず心の中で、叫んでしまいました。

職種は全然違うけれど、私の仕事も
何か問題を抱えている方、迷いの中にいる方の毎日が
少し楽しくなったり、明るく輝きますように……
それが目的です。

「なんだか私、とても楽しかったです」「私も!」
そんな言葉を交わして、別れました。

年齢はかなり離れているけれど
心が通じ合ったひとときでした。
またきっと、あの店員さんに会いに行こうと思います。