2014年4月12日土曜日

男の人生三部作

初めて、浅草の東洋館に行ってきました。

高校の先輩で
芸人になった方がいると知ったからです。

名前は、パーラー吉松さん。

ユーチューブで見て
品のある芸に、はまってしまいました。

ぜひ生で見てみたいと思い、
高校の同級生たちと一緒に、
行ってみたというわけです。

思ったより、せまい会場。
雨のため、お客さんも少なめです。

いかにも常連の、熟年世代のおじさんやおばさん、
営業の途中でさぼっているとみられるおじさん、
なぜか、赤ちゃん連れの夫婦…。
ゆる~い感じが、落ち着きます。

舞台で次々に繰り広げられる演目は、
お笑い以外にも、
演歌あり、手品あり、大道芸あり。
思った以上に、楽しい!

演じる人は、舞台の上では裸足、というのも新鮮でした。

そして、登場した吉松師匠。
すばらしい芸でした。
何年も、同じネタをやっているに違いないのに、
新鮮な感じがいいと思いました。

舞台が終わった後、ファミレスでお話しできたのですが、
印象に残った言葉が、これです。

「ネタの合間のしゃべりなどは、
これ以上、上手になりたくない。
芸がメインだから」

素晴らしい名言です。

礼儀正しく、やさしく、
イメージを裏切らない、素晴らしい方でした。

芸人ひとすじ、35年。
これからも、円熟することなく
このまま淡々と
同じ芸を続けてほしいと心から思います。

また、見に行きます!





 
これは、「男の人生三部作」という踊りのネタの一部です。
私も、一緒に踊りました! 東洋館デビューです。