2015年1月14日水曜日

心に一人の杉下右京

映画『ゴーン・ガール』を観ました。 (※ネタばれ注意!)
ああ、怖かった~。

予想を次々と裏切られて、
途中から心臓バクバク、
どこまで怖くなるの?という感じでした。

終わり方についても
「えっ!!」と驚きました。 面白かった。

でもその時、私の頭に浮かんだ言葉。

「杉下右京は、許さないよ」。

もし、ドラマ『相棒』の杉下右京さんがこの映画に出ていたら
絶対に、このままではすまさない。

そして、 テレビドラマの『オリエント急行殺人事件』も観ました。
原作は、何十年も前に読んだ覚えがありますが
こんな終わり方だったっけ…?
ドラマは面白かったです。

でもやっぱり、こう言いたい。
「杉下右京は、許さないよ」

『ゴーン・ガール』や『オリエント急行殺人事件』ほど
ひどい話ではなくても、
現実に、こういうことってあると思う。

「夫が、なにやら悪いことをしているらしいけど
目をつぶっておこう」
「妻が、近所の人に迷惑なことをしているらしいけど、
知りたくない」

幸せを守るために、自分の中の正義を犠牲にする。
表面上は、平和が保たれる。

でもその後の人生、
自分を好きでいられるかな?

「いつも心に一人の右京さんを持っていよう」
今年最初に、自分に言い聞かせた教訓でした。

オリエント急行…ではなく、特急かもめの中で見つけた
不思議な柱。これ、何だろう?

この席のためだけの、折りたたみテーブルでした。
親切!