せっせと「断捨離」にはげんでいるようです。
先日も、私のものと思われる本を
段ボールでどっさり送って来ました。
おかげで、懐かしい本をたくさん発見。
年をとって嬉しいと思うことのひとつは、
「以前読んだ本の内容を、すっかり忘れてしまっていること」
です。
忘れているのが、嬉しいなんて
ヘンでしょうか。
だって、面白い本を、また一から楽しめるのです!
推理小説だって、誰が犯人だったかも
すっかり忘れてしまってます。
「面白い」とわかっている本を
読み始めるときのワクワク感といったら……!
私にとって、目下「もう一度楽しめるシリーズ」のナンバー1は
スー・グラフトンの探偵小説。
キンジー・ミルホーンという女探偵が主人公で、
「アリバイのA」「泥棒のB」……というふうに、
アルファベット順に刊行されています。
最初の「A」を読んだのは、高校生のときでした。
今、再びAから順番に読み返して
幸せに浸っているところです。
最近は寿命が長くなっていますから、
この調子で、死ぬまでに何度も同じ本を楽しめそう。
私の母も姉も大ファンで、
刊行を楽しみにしているのですが、
2006年の「ロマンスのR」以来、続編が出ていません。
果たして母が死ぬまでに、Zまで刊行されるでしょうか?
続編が待ち遠しいです。
もういちど読みたい本ばかりです |
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