ひとりで、学食でお昼ご飯を食べていると
後ろの席で、女子学生さんたちが
ヒソヒソ話しているのが聞こえてきました。
「あの人、すごいね」
周りを見渡しても、該当する人は見当たらず。
もしかして、私のこと?
「……聴講生なんじゃない?」
「なぁんだ」
そこで、ハタと気付いたのです。
彼女たちは、私がひとりで食事をしていることに
驚いていたのだと。
テレビで言ってました。
いまの大学生は ひとりで学食でランチできないのだそうです。
「あの人、友達がいないんだ」と思われるのが嫌なので
トイレの個室で食べる人もいるのだとか。
私たちの学生時代には携帯がなかったので、
友達とランチするには
わざわざ前もって約束しておかないとだめでした。
今は、いつでもつながれる、いつでも待ち合わせられる。
その結果、こんなに不自由なことになってるなんて。
おばさんは、声を大にして言いたい。
「いつでもひとりの時間が持てると思ったら、大間違いだよ!」
子どもを産んだらねぇ、ひとりの時間を持ちたくても持てないんだよ!
ママたちはみんな、「ひとりになりたい~」って、叫んでるんだよ!
私だって、 こうして、
ひとりの時間が持てるようになるまで 何年かかったことか。
ひとりランチを楽しめるこの幸せが、
いつかあなたたちにもわかるときが来るのでしょう……。
西荻窪の、帽子屋さんでオーダーして つくってもらった お気に入りの帽子です。 ゴムがついているので、 自転車でスピード出しても平気! |
0 件のコメント:
コメントを投稿