あたらしい勤め先に、素敵な独身の女性の先輩がいました。
お顔もキレイで、上品で、でも面白くって。
素敵だなぁ、こんな人になりたいなぁ、そう思って憧れました。
あるときその人の年齢が30歳とわかり
私は何を思ったか。
「かわいそう……」。
あんなにキレイなのに、どうして結婚できないんだろう。
そう思って同情したのでした。
あのときの私に、言ってやりたいです。
「バカじゃない?」
そして、
「あんただって、結婚するのは30過ぎてからなんだよ!」
と教えてあげたら、
どんなにびっくりするでしょう。
だけど意外と、
本当は全然かわいそうでもなんでもないことを
周りが勝手に「かわいそう」って思ってることは
よくあるのかもしれませんね。
私も、思いがけないことで
「かわいそう」って思われてたりして。
私、大丈夫ですから。
足が短くても、髪が薄くても 、鼻が低くても、
それほど気にしてませんから。
それはまた別の意味で、「かわいそうに…」と思われたりして。
ほっといて!
週刊文春で連載していた、綿矢りささんの小説。 小説を読むことの楽しさを、思い出させてくれました。 最後が、スカーっと爽快!です。 |
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