2013年12月9日月曜日

元信者

中学生のとき、
仲よくなった友達は、
皆バスケ部に入っていました。

「あなたもバスケ部に入ればいいのに!」
と言われたのを真に受けて、
「なんだか、楽しそう…」と思って
うっかり、入部してしまいました。

じつは、私は足も遅いし、運動は苦手です。
おまけに背も低い。

入ったバスケ部は
少数精鋭、市内でも強豪のチームでした。
もちろん、私は補欠です。

入ってから、
他の人たちと自分に
どれだけ差があるかわかって
愕然としました。

でも、やめませんでした。
「一度始めたことを、途中でやめるのはいけない」と
思っていたからです。

下級生が入ってきて
どんどん私を追い抜いていきました。
一部の人には意地悪をされることもありました。
監督にも、冷たくされました。

試合に出られるわけでもないのに
カッコいいウエアやシューズを、
「みんなでお揃いで買おう!」と言われ
母にお願いして、ずいぶんお金も出してもらいました。

私は、チームの役には立っていなかった。
それに、自分も全然楽しくなかった。
むしろつらかった。

でも、「やめてはいけない」と思っていました。

なぜだろう?

「頑張る教」の信者だったからです。
洗脳されていたのです。

あのときの自分に、こう言ってあげたいです。
「嫌なことからは、逃げ出してもいいんだよ」

でも、何かひとつくらい
入っていいことあったんじゃないか?
無理やり探してみたら、見つかりました。

子どもに、自分の失敗談として
話をしてあげられることです。

「お母さんね、最後まで頑張ってみたけど
大していいことなかったよ!」



初めて「火鍋」に挑戦しました!
おいしかった~!
こんなに大きな「きのこの山」が
あっという間になくなりました。





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