2015年4月20日月曜日

いまどきの新入生

4月になると、ラジオやテレビで
よく耳にするのが、
「いまどきの新入生は…」「いまどきの新入社員は…」
という話題です。

先日、ラジオを聴いていたら
驚くべき話を耳にしました。
「いまどきの大学1年生」は
入学したときから、すでに校内に
友達がいるそうです。

なぜかというと…。
入学が決まったらすぐに
Facebookで、「友達づくり」を始めているから!

びっくり!
なんなんでしょうね、これ…。

大学入学直後って、友達がいないものです。
この人、気が合いそうだなと思う人に
ドキドキしながら、思い切って話しかけたり。
お互いの実家を聞いたり、住んでいるところを聞いたり。

あの、ドキドキの日々がないなんて!

私も、地方から出てきて、最初は友達はいませんでした。
初めての一人暮らしだったし
電話もないから、夜はさびしくてたまらなかった。

でも「さびしさ」って、
人の成長にはすごく大切なことなんじゃないかなと
今は思うのです。

さびしさを知らない人が
漱石や太宰を読んでも、意味わかるんでしょうか。

音楽や絵画などに、感動できるんでしょうか。

話は戻りますが、
だいたい、Facebookだけで知り合った人と
本当の友達になれるかどうかなんて、わかるわけがない。

でもたぶん、それでいいんでしょう。
彼らにとって大切なのは、
入学したときに「ひとりぼっちじゃないこと」。

ああいやだ。
そんな若者はいやだ。
「人生はアドベンチャー」って、
エリーさんも言ってましたよね!
若いくせに、そんなに保険かけてどうすんの。

もっと冒険しなさい!

高校の同級生と食事したら、デザートにこんな文字が!
本当に、半世紀も生きてしまいました…。

2015年3月12日木曜日

心のブレーキ

「今ごろ?」と言われそうですが
映画館に『紙の月』を観に行きました。

評判通り、宮沢りえさんの演技は素晴らしく
見ごたえがありました。

途中から、だんだん恐ろしくなって
ほとんど私は固まりながら観ました。
ストーリーが、というよりも 人間として、
「あなたは大丈夫?」という質問を
突きつけられているようで…。

目の前にお金があって誰も見ていない。
盗っても、誰も気づかない。
そのときに、手を出さずにいられるかどうか。

ちろんりえさん演じる主人公のような
莫大な金額を横領するなんて、
普通はありえないでしょう。
第一、バレるのが怖いからやめておこう、と思うでしょう。

でももし、映画に出てきたような
数字もろくに読めないような、認知症のお客様がいて
絶対バレない、という状況だったら?
そして、自分が本当にお金に困っていたり、
心の中に、どうにも埋められない穴や、怒りを抱えているときだったら?

果たして、自制心を保つことができるでしょうか。

そんなときに頼りになるものは、
例えば厚い信仰なのかもしれません。
誰も見ていなくても、神様が見ていらっしゃる。
でも私のように信仰のない人間は
何を頼りに乗り越えればいいのでしょう?

「そんなときにはこれ!」という
自分のブレーキになる何かを、
意識して、心の中に持っていたほうがいいと思いました。

映画の中で、ただひとり頼りになるのは
小林聡美さん演じる、お局先輩OLでした。
固すぎて、上司には煙たがられているけれど
真っ当に生きていました。

人から見るとつまらない人生かもしれないけれど
「彼女の側の世界にいたい」と、つよく思いました。

そういう意味でも、当分この映画は
私の「心のブレーキ」になりそうな気がしています。

ゆで卵を切ってみたら、なんと双子!
初めて見ました。
 

2015年2月27日金曜日

もうすぐ春なので


お花を飾ってみました。


天井から何かがぶら下がっています。


何でしょう…?



ゾロリでした!


バナナスコーンを焼いてみました。



レーズンスコーンも焼いてみました。



お友達にいただいた
ラカグのコーヒーと一緒に、いただきます。


このカップは、陶芸家の
中村志織さんの作品です。

大好きな人の新刊2冊。

大好きな藤沢周平さんの本。


さあ、仕事しなくちゃ!



2015年2月9日月曜日

眉サロン初体験

ざわちんさんの、ものまねメイクを見るたびに
「メイクって、眉がいちばん大事だな…」と
しみじみ思います。

女性誌のメイク特集などを参考にして
適当に描いているけれど
これがいちばんいい眉の描き方なんだろうか…。
本当に私に似合う眉って、どういうのだろう?

というわけで 先日、初めて
「眉サロン」に行ってみました。
新宿の、デパートの中にあるサロンです。

以前雑誌で見たときは
予約は2~3カ月待ちということでしたが
今回は、3日後ですんなり予約がとれました。

担当してくれた、キレイな若いお姉さんは
さすがに美しい!
私もそんなふうにしてほしい~。とワクワク。

まず、眉の形を決めます。
基本的には、骨格に沿った描き方が
いちばんナチュラルで美しいとのこと。
でも、流行もあるし、「こう見られたい」という意図によって
雰囲気は変えられます、とのこと。

そこで、「どう見られたいか?」という質問が。
仕事ができそうな女性なのか。
流行に敏感な今っぽい女性なのか。
ナチュラルで、素朴な女性なのか。
う~ん…。はたと悩んでしまった私。

私は、一体どう見られたいのか…。
これって、なかなか深い問題ではないでしょうか。

結局、いろんな場面で使えそうな「ナチュラルな感じ」を
お願いして、描いてもらいました。

次はその形に沿って、周りの産毛を抜いていきます。
熱~いワックスを塗って、
紙を貼ってバリッ!
これが、思った以上に痛い…。

「お口の周りのケアも、ご一緒にいかがですか?」 と言われて、
ついお願いしてしまいました。
熱い、痛い、熱い、痛い、に耐えること数十回。

終わったら、ちょっと赤くなっていましたが
次第にこれはひいていくとのこと。
(私は肌が弱めなので、翌日まで少しかゆかったです)

確かに、顔の色が全体的にワントーン白くなって
あかぬけた感じ…。

次に、眉の自然な作り方をじっくり教えていただきました。
自然な眉をつくるために、
ものすごくたくさんの道具がいるんだな、 というのが、
今回わかったことです。

そして、眉が美しくなっても
お姉さんのようにはなれない(あたりまえだけど)。

結局、眉ペンシル一本だけ買って帰りました。
すべてのケアとペンシル代、合わせて1万円弱。

その後、私の眉はどうなったのかというと…。
自分では、ちょっとよくなった気はしていますが
誰かに気付かれるほどは変わっていません。
自己流でも、結構ちゃんと描けていたということなのかも。

ただ、今までは眉の周りも、口の周りも
産毛のケアってまったくしていなかったけど
これからはちょっと頑張ってみようと思います!

それにしても、中高年がきれいでいるために
やるべきことって、限りなくありますね。

若さだけで全てをオッケーにできていた
昔は、ラクだったな~。



バッグ作家の真鍋さんのお宅で、
手作りケーキとコーヒーをごちそうになりました。
器も素敵でした。

真鍋さん家の恭ちゃんです。
仲良くなれました(と、思う)。

2015年1月14日水曜日

心に一人の杉下右京

映画『ゴーン・ガール』を観ました。 (※ネタばれ注意!)
ああ、怖かった~。

予想を次々と裏切られて、
途中から心臓バクバク、
どこまで怖くなるの?という感じでした。

終わり方についても
「えっ!!」と驚きました。 面白かった。

でもその時、私の頭に浮かんだ言葉。

「杉下右京は、許さないよ」。

もし、ドラマ『相棒』の杉下右京さんがこの映画に出ていたら
絶対に、このままではすまさない。

そして、 テレビドラマの『オリエント急行殺人事件』も観ました。
原作は、何十年も前に読んだ覚えがありますが
こんな終わり方だったっけ…?
ドラマは面白かったです。

でもやっぱり、こう言いたい。
「杉下右京は、許さないよ」

『ゴーン・ガール』や『オリエント急行殺人事件』ほど
ひどい話ではなくても、
現実に、こういうことってあると思う。

「夫が、なにやら悪いことをしているらしいけど
目をつぶっておこう」
「妻が、近所の人に迷惑なことをしているらしいけど、
知りたくない」

幸せを守るために、自分の中の正義を犠牲にする。
表面上は、平和が保たれる。

でもその後の人生、
自分を好きでいられるかな?

「いつも心に一人の右京さんを持っていよう」
今年最初に、自分に言い聞かせた教訓でした。

オリエント急行…ではなく、特急かもめの中で見つけた
不思議な柱。これ、何だろう?

この席のためだけの、折りたたみテーブルでした。
親切!

2014年11月26日水曜日

ほんものの人

家の中の何かが故障したりすると
業者の人に、家に来てもらうことって、ありますよね。

HPでたまたま見つけたところに
お願いすることが多いけれど
いつも“いい人”にあたるとは限りません。

その人の見立てが正しいかどうか
料金が適正かどうかは、
自分の勘を信じるしかないときもあります。

「この人、ほんものかな、それとも…」
いつも、そんな葛藤が自分の中で巻き起こります。

たまに「ほんものだ」と思う人に出会えると、嬉しい。

先日、キッチンの蛍光灯が、つかなくなってしまいました。
新しいものと交換しても、やっぱりつかないので
近所の電気屋さんに見てもらいました。

一人めの人は、スイッチをパチパチしただけで
「心臓部がダメになってるから、交換ね。作業代入れて3万円」

「なんだか、この人…」
にせものな気がしたので、お帰りいただきました。

次の日、別の電気屋さんに来てもらいました。
蛍光灯だけでなく本体も取りはずして、
ホコリだらけになって天井裏も見てくれて
どこかに問い合わせもしてくれて、
原因を突き止めてくれました。
すごく、レアなトラブルのようでした。

料金は、3000円。 かっこいい~。

お帰りを引きとめて、関係ない
暖房やパソコンのことなど、あれこれ相談してしまいました。

思い出したのが、
以前、和室の畳替えをお願いしたときのこと。

近所の畳屋さんを見つけて、お願いしたところ
やってきたのは、70過ぎと思われる無愛想なおじさん。

ベランダで、2時間ほど黙々と作業をしている様子や
家具を運び出すときの様子を見て、思いました。
「この人、きっとほんものだ」

作業が終わったところで
思い切って、言ってみました。
「あの~。このテーブル、ガタガタ揺れるんですけど
ちょっと見てもらえないでしょうか」

ダイニングテーブルのガタつきが どうしても直せず、
何カ月も我慢していたのです。
ホームセンターで相談して、いろいろ材料を買ってきて試したり
便利屋さんに頼んだりしてみたけれど
やっぱり直せなかったのです。

おじさんは、ひょいとテーブルをひっくり返して
あちこち見ていたと思いきや、
金づちを取り出して、木の“ある部分”を、カンカン!
……なんと、10秒で直してしまったのです。
スパナやドライバーも使わずに。

かっこいい~。

お礼の額がわからず、迷った末、適当に包みましたが
無愛想なまま、去っていきました。
まるで、さわやかな風のよう!

あこがれます。私もなりたい。

そして、「ほんもの」の連絡先は、
暮らしの財産。
なくさないようにしなくては!



ときどき、一人でぼんやりしたいときに
訪れる、根津美術館。
紅葉がきれいでした。

2014年10月20日月曜日

大人げない

ときどき預かっている
4歳の男の子が
最近、将棋を覚えはじめました。

まだ、駒の動き方を
完全に覚えてはいないので
私が教えながら、手を抜きながらの
対戦をしています。

3度目の対戦のとき。
だいぶ、上手になってきたな~と思って
熱が入ってしまい…。

つい、うっかり。
大人げなく、
勝ってしまいました。

男の子は、火がついたように大泣き。
やってしまった…。

あのときの自分の気持ちを反芻してみると
「勝ちたい」
という、子どものような気持ちでした。

私の息子が小さい頃のことを
思い出しました。

私の母と息子は
ゲームやパズルで遊んでいるうちに
ケンカになることが多く、
いつも、息子が泣いていました。

理由は、どっちかが何かなくしたとか
どっちかがたくさんやったとか、
ものすごくささいなこと…。

息子が、布団をかぶってわんわん泣いているところに
母がしょんぼりとやってきて
「ごめんね、100円あげるから泣きやんで」
などと、なだめていたのを思いだします。

あまりにケンカするので
私から、「ジグゾーパズル禁止令」を
出したこともあります。

お母さん、本当に大人げない…。
そう思っていました。

私、そのときのお母さんに近づいてきたかも。

老いるということは、
大人げない行動が
多くなることなのかも しれません。

男の子が
大きなバッタをとってきて、見せてくれました。
どこにいるか、わかりますか?