2013年2月22日金曜日

「手作り」は恥ずかしい?

先日、中学二年生のコドモが
友達をたくさん家に呼ぶことがありました。

私がいないときは
お友達を呼ばないことにしているので
めったに、ないことです。

私は、張り切って
ケーキを焼くことにしました。
コドモの好きな
パイナップルとさくらんぼのケーキです。

お友達が集まったので
ケーキを持って行こうとすると……。
「それはやめて」と、コドモ。

驚いて、「なんで? どうして?」と聞くと
「恥ずかしいから」。

ボー然……。
小学校のときは、喜んでみんなで食べてたじゃない!

恥ずかしいって、何が??
「何ででも、恥ずかしいから!」
そして、ポテトチップスの袋を持って
部屋に消えました。

せっかく作ったのに。忙しい中、頑張ったのに!
私はそんな悔しい気持ちを、なかなか収められず
お友達が帰った後、「ごめんなさい」と言ってきたコドモに
つい、嫌味を言ってしまいました。

しばらくしてそっと部屋をのぞいてみると、
ふて寝している様子。
でもなんとなく、目が赤い。

「恥ずかしい」と思うのも、成長なのかもね。

夜、一緒に食べたケーキは
とってもおいしくて
やっぱり、出したかったな~と
あきらめ悪く、思ったりしたのでした。


久しぶりに、ピアスを買いました。
「ファイアーナイト」という
インドの石だそうです。
名前も素敵!

2013年2月11日月曜日

小さな絆

神保町の交差点で信号待ちをしているとき、
突然、後ろから声をかけられました。

「すみません、 私、ホームレスなんですけど
100円をめぐんでいただけないでしょうか」

見ると、40歳前後の男性。
リュックをしょっていて
顔も洋服も、全てがひどく汚れています。

「すみません、いま小銭がないので……」
とっさにそう答えると、
「そうですか、すみません」と
笑顔でおっしゃいました。

歩いているうちに、後悔が……。
100円くらい、あげればよかったのか?
100円と言わず、1000円とか?

でも、あまりにびっくりしたし、
なんだか怖かったのです。

しばらく歩いて、そっと振り返ってみました。

彼はただ、ゆっくりと歩いていました。
行く先もなく。
ただ時間が過ぎるのを待つように。

私には、戻って声をかける勇気は
ありませんでした。

あの人はまだ若かった。
一生ホームレスと決めたような人ではなく
ちょっとしたきっかけで
今はそうなっているだけ、 という感じがしました。

何が正解かはわからないけど、
次にもし、同じようなことがあったら
お金を貸してあげようと思います。
そして、いつか返せるようになったら
赤十字に寄付してください、と言おうかなと思っています。

時間があるときなら NPOとか、
相談窓口を調べて
教えてあげることもできるでしょう。
一緒に行ってあげることもできるでしょう。

次こそは。
小さな絆を、つくれる人になりたいと思います。

友人が、ひとりでやっていた
カフェをたたんで
布小物や洋服の作家として
スタートすることになりました。
まだ、HP準備中ですが、ブログから
購入ができます。
ぜひ のぞいてみてください!

アトリエ・ミシェル
http://ameblo.jp/atelier-michelle/

2013年2月2日土曜日

すべてを語る顔

「アバウト シュミット」という映画が大好きです。

先日、友達にすすめていたら
久しぶりに自分も観たくなって
またDVDを観てしまいました。

主演は、ジャック・ニコルソン。

映画が始まってすぐ、
その顔と、たたずまいだけで
すべてが伝わってきます。

普通に勤めあげて
定年退職を迎えた男性。
美しかった妻も、普通のばあさんになってしまった。
大切な一人娘も、ただのバカ男と結婚しようとしている。

周りの人をバカにしているわりには
本人もいちいち間抜けで
すごく笑えるけど、 なぜか悲しいです。
ああ人生って、悲しいな…と
思いながらも、やっぱり笑えます。

初めのうちは、
これ、私のお父さんにそっくり!と思って観ていたけど
もしかして「私にもそっくり?」という気になってきました。

この映画のジャック・ニコルソンは、
最優秀主演男優賞を逃したそうですが
素晴らしい演技でした。

もうひとり、最近
「顔とたたずまい」だけで
素晴らしい!という役者さんが……。
朝ドラの、武田鉄也さんです。

先日実家で観ているとき、母が言いました。
「この人は今、日本中から嫌われとる!」

キャンピングカーで
旅に出るシーンが大好き。
うらやましいなぁ~。

2013年1月23日水曜日

On My Own?

ずっと観たかった「レ・ミゼラブル」を
ようやく観に行きました。

始まってすぐに、気づきました。
「これ英語かぁ!」

ちょっと考えれば、当然のことなのです。
キャストは全員英語圏の人たちだし。
ヒュー・ジャックマンがフランス語を猛練習、なんて
聞いてなかったし。
「アマデウス」だって「SAYURI」だって英語だったし。
でも、私の心の準備ができていなかった…。

フランスが舞台だけど、英語。
どうしても違和感が……これって私だけ?

言語と場所は、切り離せないもの。
言語こそ文化だと思っています。
母国語をあれほど誇りにしているフランス人の人たちは、
この映画をどう思っているのでしょう?
私たちに置き変えてみると、 明治維新の話を、
中国語で映画化されたような感じ…?

そのとき思い出したのが
20年以上前に帝国劇場で観た「レ・ミゼラブル」。
ジャン・バルジャン役の鹿賀丈史さん、素晴らしかった~。
あのときと同じ気持ちで、観ればよいのね。
これは、イギリスで大人気のミュージカルの、映画版。

こんなふうに、自分が昔見た「レ・ミゼラブル」の
感動を思い出しながら、
この世界に浸っている人も
たくさんいるのかもしれませんね。

映画の俳優さんたちの歌と演技、素晴らしかったです。
何度も涙しました。
でも、私にとってやっぱり
「On My Own」は
島田歌穂さんの歌が最高です!

映画のあとは、パンフレットをじっくり読んで
余韻に浸るのが楽しみです。

2013年1月19日土曜日

笑ってはいけない その2

子どもが小さい頃のことです。
夫の母も一緒に、
4人で動物園に 行くことにしました。
途中で、電車を乗り換えるために
降りたところ、 夫が「あ、バッグ忘れた!」

バッグを網棚に載せたまま、
電車は行ってしまいました。
財布なども、入っていたのに……。

その瞬間、私は
「ワハハ!」と笑ってしまいました。
見ると、夫も、夫の母も深刻な顔。
「こんなときにどうして笑うの?」と言いたそうです。

いや、笑うでしょ普通……。
もしかしてこれは、文化の違いでしょうか?
私は九州で、夫は東北出身です。

もうひとつ、だいぶ前のことです。

離婚問題で悩んでいる
友達のA子と会い、 喫茶店で話を聞いていました。

涙ながらに語る彼女の話を聞いているうちに
私もつい、もらい泣きしたりして…。

そのうちに、
彼女の夫の浮気相手の話になりました。
いろいろな経緯があり
彼女も一度、相手の女性に会ったのだそうです。

「それが、私よりキレイな女だったら
まだ許せるじゃない!
でも、その女って、その女って……、
モミアゲが長いような女なんだよ!」

……プーッ!
笑ってはいけないと思ったけれど
ガマンしきれず、吹き出してしまいました。
それまでが深刻だっただけに
「モミアゲ」という言葉に異常反応。

でも次の瞬間、「ゴメン!」と言って、
真剣な顔に戻ろうと頑張りました。

ふと見ると、
彼女がテーブルに突っ伏しています。

笑うなんて無神経だった……。
彼女を、傷つけてしまった……。

「A子ゴメン! ほんっとゴメン!」
私は青くなり、必死に謝りました。
「大丈夫だよ。そんなヘンな女より、
絶対A子のほうが勝ってるからさ。
ねぇ、元気出してよ!」

すると聞こえてきたのは 彼女の笑い声……。
泣いていたのではなく、突っ伏して笑っていたのでした。

それからは、ふたりともしばらく
「モミアゲ、モミアゲ……」と
うわごとのように言いながら、
涙を流し、笑い続けました。
周りのお客さんに、不審がられるほど……。

ちなみに彼女も私も、九州出身です。
……って、そんな結論?

ニューヨーク旅行したときに
MOMAで見た、アート作品。
下手さが愛らしくて笑える……。
合羽橋で修行して!

2013年1月16日水曜日

笑ってはいけない

毎年、おおみそかに
「笑ってはいけない」という番組があり
いつもコドモが楽しみにしています。

確かに、 「笑ってはいけない」といわれればいわれるほど、
笑いたくなってしまうことって、
あるものです。

私も子どものころは、
卒業式の予行演習とか
親戚が集まる法事とかで
訳もなくおかしくなって
笑いをこらえきれず、大人に怒られていました。

さすがに大人になった今、
そういうことは減りましたが……。

大人が、絶対に笑ってはいけない場面。
それは、「子どもを叱っているとき」です。

私のコドモが保育園の頃、
いつもふざけすぎて
先生を困らせている時期がありました。

「一度ちゃんと叱っておかないといけない!」と
思い立ちました。
それも、本気で怒っているところを見せるために、
真剣に話をしなければいけないと。

保育園から帰って、
「ちょっと、そこに座りなさい!」と 恐い顔で言いました。
そして、正座で向かい合ったところ……。

驚いたことに、
コドモが、プーッと吹き出したのです。

「コラッ! 笑うな!」 当然、私は怒りました。
コドモは「ハイッ!」と返事をしたものの
わなわなと唇が震えています。

そして私も……
「笑ってはいけない、笑ってはいけない」と
思いながら
どうしても、おかしさがこらえきれず。

お説教する声も、震えてしまって
笑っているのがバレバレでした。
それからの時間は、お説教というより
単なる「笑いガマン大会」 になってしまったのでした。

水に落ちてはいけない!
一緒に行ったお友だちは、落ちてしまいました…。

2013年1月8日火曜日

出会い

新しい年が始まりました。
今年も、できるだけこのブログを
続けていきたいと思います!

そして、たくさんの本を読み
いい映画を観たいです。

年明け早々、いい本に出会いました。
早川義夫さんの『たましいの場所』。

お名前に見覚えがあり、
確か、昔ジュリーの曲をつくっていらしたような記憶が…。

一時期、音楽活動をやめて
本屋さんをしていらしたのですが
再び、歌手として活動していらっしゃるそうです。

胸にしみる言葉がたくさんありました。
どれか紹介したいと思いましたが
あまりにもたくさんあって選べないので、
ふと開いたページにあった言葉を ここに載せます。

「生きていくなかで、気持ちいいことがいちばんいい。じーんときたり、ほろりとしたり、スカッとしたり。  
 人と出会うのも、何かを作り上げるのも、なぜ、そうするのか、何を求めているのかと言えば、気持ち良さを求めているのだ。自分自身が気持ち良くなること。そこから始めなければならない。そこが出発点でありたい。」
(早川義夫『たましいの場所』ちくま文庫より一部抜粋)

私も、もう一度原点に戻って
自分が気持ち良くなるように
一所懸命働こう。
さあ。

ひと目惚れして買いました。
手前から、ホヤ カルノーサ コンパクタ、
ヒメオウゴンカゲツ。