ママたちが集まると
切ない話で盛り上がります。
小学校高学年ごろから増えてくるのは
「触らせてくれない」という嘆きの声。
ある日突然、
頭をなでようとすると
「触るな!」と言われた。
「抱っこしていい?」と寄って行ったら
「ふざけんなババア!」と言われた。
あるママは、
「せめて、寝ている間だけでも…」と思い
寝ている息子の頭をそっとなでようとしたら
気配に気づいた息子に
バッ!と振り払われてしまったのだそうです。
それまでは、ベタベタと密着して
暮らしていたのに、
急に、拒絶される寂しさ…。
そんな話をしているママたちは
まるで失恋した女の子のような表情です。
私も、息子が小学校のときは
寝る前に手をつないでいました。
隣の布団から、そ~っと手が伸びてくるのが
可愛かったなあ~。
でも、小学5年生になって
別の部屋で寝るようになると、
それもなくなりました。
確かに、私も寂しいけれど
それは、他のママ友が言ってる寂しさとは
ちょっと違うような…。
手を伸ばすと、無心に手を伸ばしてくるその素直さ。
照れもなく、迷いもなく手をつなぐ
あの可愛らしさが、永遠に失われてしまったことの
寂しさのような気がします。
銀色夏生さんが、
新しいつれづれノートの中で
公園に、保育園の手押し車がやってきたときの様子を
書いていました。
「幼児たちをひとりずつ先生が芝生に降ろしていく。
両手をあげて無邪気に脇腹をさしだす子らのかわいらしさ」
「むかむかするほどかわいい」という表現があり
わかるな~と思いました。
次にこの気持ちが満たされるのは
きっと、孫ができたときなんですね…。
平松洋子さんが紹介されていた 「5秒でできるおいしいお吸い物」。 とろろ昆布にお湯を注いで、 しょうゆを垂らし、ねぎを散らすだけ。 何か物足りないときに、助かります! |
0 件のコメント:
コメントを投稿