2012年9月4日火曜日

スケバン40代

街を歩くたびに、
いいなあ、着てみたいなあと 思っていた。

でも、この身長で、
この5等身じゃ無理だろうなと
あきらめていた。

スタイリストの大沢早苗さんに、相談してみた。
彼女は、ダメなときははっきり言ってくれるから。
「私には、無理だよね?」
そうしたら、意外に
「そんなことないよ! 大丈夫」と言ってもらい、
どんなデザインを選んだらいいか、アドバイスをもらった。

それで…ついに買っちゃいました。
マキシ丈のスカート。

着て出かけるのにちょっと勇気がいったけど
うん、思ったより大丈夫かも。

ぺたんこサンダルがいいよ、とアドバイスされていたけど
なんとなく心細く、
高さのあるサボを履いて出かけました。

初めてする格好は、楽しい…。
歩いているうちに、 なんだろう、この不思議な気持ち?
そうだ、スケバンってきっとこんな感じなんだな。

ちなみに…。
つばの広い帽子と、
長いストールを合わせてみたら
狂女のように見えました。
コーディネートには、注意が必要です。

自転車に乗るときにも、注意が必要です。

2012年8月31日金曜日

東京物語

先日、「東京に住んで何年ですか?」と言われて、
よく考えてみたら、もう29年目……。
自分でもびっくりです。

「お祭りに遊びに来て、帰らなきゃいけないけど
もう少し、もう少しと思っているうちに、
いつの間にか時間が経ってしまった……」
そんな感じなのです。

初めて東京に住みはじめた、大学時代。
田舎者の私は、都会に来たのが嬉しくて嬉しくて
週末のたびにあちこち歩き回りました。

なかでも一番憧れていたのは、原宿です。
雑誌「オリーブ」を片手に、精一杯のお洒落をして
月に1度は原宿に出かけました。

「これ、リカコちゃんの好きなお洋服のお店だ!」
「雑誌に載っているお店が、ここにある!」
大興奮しながら、同じ長崎出身の友達と一緒に歩き回りました。

おこづかいもそんなにないから
散々迷ったあげくにTシャツ一枚買って
クレープを食べるのがせいぜいだったけど、
楽しかったな~。

田舎から出てきて、ホームシック気味だった私は、
原宿を楽しみに、毎日を生きていました。
あの頃の、ダサくて必死な自分を思い出すと、気持ちがキュンとなります。

そんなあるとき、衝撃を受けるできごとがありました。

同じクラスの、東京生まれ・東京育ちの女の子に
「明日も原宿に行くんだ」と話したところ、
彼女はニッコリ笑って、こう言ったのです。
「へぇ~、私、原宿って一度も行ったことない」

ショックでした。
だって、ずっと東京に住んでるんでしょ?

東京に詳しい人ほど、田舎者の証拠…。
今なら、そのことがよくわかります。

今でも、新宿とか渋谷に行くときは、 気持ちが高揚します。
そして、「もう一軒だけ見ていこう」
「またいつ来れるかわからないし」と
ついつい帰りが遅くなってしまうのも、
大学時代から全く変わっていない私です。

いつかお祭りが終わって、帰れる日が来るのでしょうか?

今でも何冊かは捨てられない「オリーブ」です。

2012年8月22日水曜日

かわいそうだね?

26歳で、転職したときのことです。
あたらしい勤め先に、素敵な独身の女性の先輩がいました。
お顔もキレイで、上品で、でも面白くって。
素敵だなぁ、こんな人になりたいなぁ、そう思って憧れました。

あるときその人の年齢が30歳とわかり
私は何を思ったか。
「かわいそう……」。

あんなにキレイなのに、どうして結婚できないんだろう。
そう思って同情したのでした。

あのときの私に、言ってやりたいです。
「バカじゃない?」

そして、
「あんただって、結婚するのは30過ぎてからなんだよ!」
と教えてあげたら、
どんなにびっくりするでしょう。

だけど意外と、
本当は全然かわいそうでもなんでもないことを
周りが勝手に「かわいそう」って思ってることは
よくあるのかもしれませんね。

私も、思いがけないことで
「かわいそう」って思われてたりして。

私、大丈夫ですから。
足が短くても、髪が薄くても鼻が低くても、
それほど気にしてませんから。

それはまた別の意味で、「かわいそうに…」と思われたりして。
ほっといて!

週刊文春で連載していた、綿矢りささんの小説。
小説を読むことの楽しさを、思い出させてくれました。
最後が、スカーっと爽快!です。

2012年8月10日金曜日

勉強

美容院に行くと楽しみなのが、
ファッション誌をじっくり読めること。
自分で買うことはほとんどないので、
ここで読まねば!と必死になります。

美容師さんも、気を使ってか
少し若めの雑誌(Leeとか、リンネルとか)を
置いてくれたりするので
「ごめんなさい、もっと年代が上の雑誌あります?」と
リクエストします。

今日読んだのは、『story』と『very』。
いや~勉強になります。

いちばん衝撃を受けたのは、
「秋からは、デニムは折り返さない」 という記事。
え~っ、本当ですか?
ここ2~3年、デニムといえば折り返すものだったはず。
私のボーイフレンドデニム、もうダメなの?
しかも、「シルエットはスリムで9分丈」だそうです。
身長152センチの人の9分丈って、いったい何分丈を買えば……?

そして、雑誌の中では新しい言葉が次々と流行っていました。
「facebook同窓会に着ていく服」。
今までは、ただの「同窓会」だったのが
普通に「facebook」とつくんですね。

「エア買い」と「リアル買い」。
リアル買いは、実際に買うってことでしょう。 エア買いって…??
エアギターみたいなもの?
美容師さんにも聞いてみたのですが、分かりませんでした。

そして今、『very』のスターは
“タキマキ“こと、 滝沢眞規子さんという
カリスマ読者モデルであることもわかりました。

彼女が子どものために開く、
セレブな誕生日パーティの様子など 熟読しました。
面白かった~。
でも“タキマキ“って……。
あまり素敵な呼び名ではないですけど、いいんでしょうか?

これがタキマキ! 恵比寿を歩いているところを
スカウトされ……というのもシンデレラ的。
二児の母だそうです。

2012年7月22日日曜日

貧乏性

先日、打ち合わせと打ち合わせの間に、
時間がぽっかり空いてしまいました。

うろうろしてつぶすにも、長すぎる時間。
カフェに入って本を読もうかと思ったのですが
朝からコーヒーを何杯も飲んで、水っ腹ぎみ……。

そうだ! こんなときこそ。
ずっとやってみたかった、あれに挑戦しよう!
というわけで、ネイルサロンを初体験することに。

予約が必要ということも知らず、 飛び込みで行ってみました。
一軒目はダメでしたが、二軒目はなんと
キャンセルが出たばかりとのことで、OK。

担当してくれる方は、20歳そこそこに見える若い女の子。
「どのくらい時間がかかるんですか?」と聞くと
「1時間半くらい」とのこと。
え~っつ!
そんなに時間がかかるものなのね。
その間、ずっとアナタと向かい合ってるのね、私……。

もちろん、本を読むこともできないし
テレビもないし。
何か、この女の子と楽しい会話をしなくっちゃ!

いろいろ質問したり、自分のことを話したり……
でもやっぱり、「この時間で、何ができただろう?」などと
考えてしまいます。
汚れている窓の掃除もできたはず。
パソコンがあれば、原稿も書けたはず。
夕飯の準備も、余裕でできたはず。

あ~、そんなこと考えてたら楽しめない!
楽しむのよ! この優雅な時間を!
そう思えば思うほど、雑念が浮かんできてしまいます。

そして仕上がったネイル。たしかにキレイ。
女子力が上がった気がして、気分もいい。
でも今度は、「いかにこのネイルを、長持ちさせるか」で
頭がいっぱいに……。
家事をやるにも、仕事をするにも、
爪のことが気になってしょうがないのです。

貧乏性は、ネイルを楽しむことができないと
知った日でした。

「どんなデザインに?」と言われて
「若すぎない感じに」と
わけのわからない注文……。
でも、いい感じでしょ?

2012年7月17日火曜日

ひとりの時間

社会人聴講生として、大学に通っていた時のこと。
ひとりで、学食でお昼ご飯を食べていると
後ろの席で、女子学生さんたちが
ヒソヒソ話しているのが聞こえてきました。

「あの人、すごいね」

周りを見渡しても、該当する人は見当たらず。
もしかして、私のこと?

「……聴講生なんじゃない?」
「なぁんだ」

そこで、ハタと気付いたのです。
彼女たちは、私がひとりで食事をしていることに
驚いていたのだと。

テレビで言ってました。
いまの大学生は ひとりで学食でランチできないのだそうです。
「あの人、友達がいないんだ」と思われるのが嫌なので
トイレの個室で食べる人もいるのだとか。

私たちの学生時代には携帯がなかったので、
友達とランチするには
わざわざ前もって約束しておかないとだめでした。
今は、いつでもつながれる、いつでも待ち合わせられる。
その結果、こんなに不自由なことになってるなんて。

おばさんは、声を大にして言いたい。

「いつでもひとりの時間が持てると思ったら、大間違いだよ!」

子どもを産んだらねぇ、ひとりの時間を持ちたくても持てないんだよ!
ママたちはみんな、「ひとりになりたい~」って、叫んでるんだよ!

私だって、 こうして、
ひとりの時間が持てるようになるまで 何年かかったことか。

ひとりランチを楽しめるこの幸せが、
いつかあなたたちにもわかるときが来るのでしょう……。

西荻窪の、帽子屋さんでオーダーして
つくってもらった お気に入りの帽子です。
ゴムがついているので、
自転車でスピード出しても平気!

2012年7月8日日曜日

目がヤバい!

ついに、買ってしまいました……。
化粧品にはお金をかけない主義だったのに。
お肌のケアは、「手作り化粧水のみ」で
長年通してきたのに。

それは、先週のことでした。
買い物中に、ふと鏡の中の自分を見て
ギョッ!
目がヤバい……。

目の下には、どすぐろいクマ。
そしてまぶたも落ちくぼんでいて、
暗い影になっているので
おそろしい老け顔です。

目を酷使することが多い仕事だから
しょうがないと思いつつ、
今まで、これほどひどい顔はなかったと
思うと、ショックです。

毎朝、オイルマッサージはしているけれど、
目の際はあまりつよくマッサージするわけにもいかないし、
これは、クリームか美容液の力に頼るしかない。

すぐに、コスメショップの美容部員さんに相談。
たっぷり30分、説明をきいた結果、
これに決めました。

資生堂 リバイタルグラナス キャビア¥12,600


キャビアのような粒々を、
軽く押して、つぶしながら
目の下をマッサージ。
どうか、効果が出ますように……!